SIerからWeb系への転職活動を終えました
私は現在外資系大手SIerで働く3年目ですが、
今年の5月から6月にかけて転職活動をし、
先日Web系企業さんから内定をいただくことができました!
2記事にわたって、転職活動の詳細を紹介します。
今回はなぜ転職したのかなどの動機関連を書いていきます。
- なぜ今の企業に新卒で入ったのか
就活の軸は
「海外での市場価値が高めることができる会社で働くこと」
でした。
大学時代に留学を経験していたこともあり、
将来は海外で働きたい!と思っていました。(今も思ってます!)
でも、海外で働くといっても、
商社や銀行やメーカーなど日本企業の駐在員として働きたいのではなく、
私は現地企業で働きたいという思いがありました。
そこで私が考えたのは、掛け算の法則。
以下3つのスキルがあれば、
現地での就職活動も難なくクリアできるだろうと思いました。
・中国語(中国語圏で働きたかったので)
・ITスキル
・マネジメントスキル
中国語は留学時代で既に身に付けていたので、
ITスキル/マネジメントスキルを同時に得られる会社を探し、
今の会社に入社しました。 - なぜ転職活動を始めたのか
一言で言うと、会社の方向と自分の進みたい方向が合わなくなったからです。
外資系大手SIerの大半の仕事は、
協力会社のマネジメント・お客さまとのやりとりですが、
私はもっと開発をやりたいと思うようになりました。
1で話した「ITスキル」は今思えば抽象的だったように思います。
今の会社でのマネジメント業務を通して、
どういうフェーズがあるのか、
どういった設計書を作る必要があるのか、
Linuxコマンドなどなど、
ITスキルと呼ばれることも学びましたが、
こうして仕事を始めるようになってから、
「ITスキル=プログラミングスキル」へと具体化されました。
実は開発業務は昨年から続けていますが、
開発業務を始めてから、
「マネジメントばかりしてる人って開発知識が全然ない・・・・。」
と気づいたのが、
プログラミングスキルをもっと磨きたいと思うようになったきっかけです。
今の現場には開発業務をマネジメントしているベンダー会社の方がいるのですが、
どういった仕様が難易度高いのか・低いのか、
どう実装されているのか、何も理解されてないんです。。。。
しかも、その方は年齢40歳すぎ。
サッカーができない人がサッカーの監督をしているようなものですよね。
そんな開発経験のないおじさんにはなりたくない・・・!
もっと開発経験を積み、
最終的にはマネジメントもちゃんとできる人になりたい・・・!
と思いました。
ところが私のような外資系大手SIerは、
開発はオフショアや下請け会社に任せるため、
開発業務ができる機会は非常に少ないです。
(私は偶然にも開発業務ができていますが...)
さらに、大手企業のお客さまが多く使っている技術が極めて古いため、
開発業務ができても10年前のスキルが身に付くということもあります。
(実際に私が現場で使っているのもjquery...)
そこで、転職先としては、
最先端な開発業務ができるWeb系企業さんを中心として、
活動をすることにしました。
Sier/Web系の違いに関してはこちらの動画が参考になるので、
知らない方はご覧ください。
www.youtube.com - 転職活動した結果
約1ヶ月ほど転職活動をしました。
私は開発の業務経験があったので、
ポートフォリオなしでもまぁなんとかいけるだろうと思い、
ポートフォリオをつくらずに転職活動をした結果、
このようになりました。
応募:34社
書類選考合格:13社
面接1次:6社
(うち、面接一次落ち:1社、面接一次のあと辞退:3社)
面接2次〜3次:2社
内定:2社
最終面接に進んだ2社からは両方から内定をいただきました。
書類選考でかなり落とされていることからわかる通り、
開発の業務経験があっても、
ポートフォリオは作った方が絶対に良いです。
そんなこんなで色々ありましたが、次の会社では念願の、、
Web系企業のフロントエンドエンジニアになります!
次回は面接でよく聞かれたことや年収などについて書きます。